韓国ドラマでよく聞く韓国語|まず覚えたい基本表現の続きです~
韓国ドラマでよく聞く韓国語|まず覚えたい基本表現
まずは恋愛ドラマ、サスペンス、家族ドラマなど、ジャンルを問わず頻繁に登場する言葉です。
| 韓国語 | 読み方 | 意味 |
|---|---|---|
| ⑥ 괜찮아 | クェンチャナ | 大丈夫 |
| ⑦ 알았어 | アラッソ | 分かった |
| ⑧ 몰라 | モルラ | 知らない・分からない |
| ⑨ 맞아 | マジャ | そう・合ってる |
| ⑩ 아니야 | アニヤ | 違うよ・そうじゃない |
⑥ 괜찮아(クェンチャナ)
韓国語
괜찮아
直訳
「大丈夫」「問題ない」
実際の意味
日本語の「大丈夫」にかなり近い表現ですが、実際には 「大丈夫だよ」「平気だよ」「いいよ」「気にしないで」「結構です」 など、非常に幅広く使われます。
韓国人が感じるニュアンス
「괜찮아」は韓国人の日常会話で非常によく使う言葉です。相手を安心させるだけでなく、許す・断る・慰める・自分は平気だと伝えるなど、状況によってニュアンスが変わります。
「나 괜찮아.」
→ 私は大丈夫。
「괜찮아, 신경 쓰지 마.」
→ 大丈夫、気にしないで。
「미안해.」
「괜찮아.」
→ 「ごめん」「いいよ/大丈夫だよ」
また、何かを勧められて、
「아니, 괜찮아.」
→ いや、大丈夫。/結構だよ。
と、やんわり断る意味でも使います。
さらに、
「이 사람 괜찮은 것 같아.」
→ この人、なかなかいいと思う。
のように使うと、「大丈夫」ではなく、「悪くない」「いい感じ」「ちゃんとしている」という意味にもなります。
ドラマで使われる場面
韓国ドラマでは、相手が怪我をしたり泣いたりしたときに、
「괜찮아?」
→ 大丈夫?
と声をかける場面が非常に多いです。
恋愛ドラマでは、
「진짜 괜찮아?」
→ 本当に大丈夫?
「괜찮아. 걱정하지 마.」
→ 大丈夫。心配しないで。
「안 괜찮아…」
→ 大丈夫じゃない……。
など、相手を心配したり、本当の気持ちを隠したりする場面でもよく登場します。
日本人が使う場合の注意
「괜찮아」はタメ口(반말)なので、友達・恋人・年下など親しい相手に使う表現です。
目上の人や初対面の相手には、
괜찮아요.(読み方:クェンチャナヨ)
→ 大丈夫です。
괜찮으세요?(読み方:クェンチャヌセヨ?)
→ 大丈夫ですか?
のように丁寧に言うのが自然です。
また、日本語の「大丈夫」と同じように、「OK」の意味にも「いりません」の意味にもなるため、前後の状況を見ることが重要です。
たとえば「커피 드릴까요?(コーヒーをお持ちしましょうか?)」に「괜찮아요」と答えた場合、多くの場面では 「大丈夫です=いりません」 という断りの意味になります。
⑦ 알았어(アラッソ)
韓国語
알았어
直訳
「分かった」「知った」
実際の意味
日常会話では 「分かった」「了解」「分かったよ」「はいはい、分かった」 などの意味で使われます。
動詞 알다(知る・分かる) の過去形ですが、「知っていた」という過去の意味よりも、相手の話を聞いて「分かった・了解した」という返事として非常によく使われます。
韓国人が感じるニュアンス
「알았어」は言い方によって印象がかなり変わります。
優しく、
「응, 알았어.」
→ うん、分かったよ。
普通に、
「알았어. 그렇게 할게.」
→ 分かった。そうするよ。
面倒そうに、
「알았어, 알았어!」
→ 分かった、分かったって!
強い口調で、
「알았어?!」
→ 分かった!?/分かったな!?
となります。
そのため、韓国人は「알았어」という言葉そのものだけでなく、表情・イントネーション・繰り返し方から相手の感情を読み取ります。
ドラマで使われる場面
韓国ドラマでは、家族・恋人・友人同士の会話で頻繁に登場します。
「늦지 마.」
「알았어.」
→「遅れないでね」
→「分かった」
また、母親から何度も注意されて、
「알았어, 알았어! 그만 좀 해!」
→ 分かった、分かったって!もうやめてよ!
という使い方もよくあります。
恋愛ドラマでは、
「도착하면 전화해.」
「응, 알았어.」
→「着いたら電話して」
→「うん、分かった」
のような、ごく自然な会話でもよく聞きます。
日本人が使う場合の注意
「알았어」はタメ口(반말)なので、目上の人にそのまま使うと失礼になる場合があります。
友達・恋人なら、
알았어.
→ 分かった。
丁寧に言うなら、
알았어요.(読み方:アラッソ)
→ 分かりました。
さらに目上の人や仕事の場面では、
네, 알겠습니다.
→ はい、承知しました。/分かりました。
が自然です。
また、「알았어」を「知ってる」の意味で使わないよう注意しましょう。
「知ってるよ」は通常、
알아.
「分かったよ・了解した」は、
알았어.
この 알아 と 알았어 の違いは、韓国語初心者が混同しやすいポイントです。
⑧ 몰라(モルラ)
韓国語
몰라
直訳
「知らない」「分からない」
実際の意味
基本的には「知らない」「分からない」ですが、実際の会話では 「知らないよ」「分かんない」「もう知らない!」「勝手にして!」 まで、感情によって意味が大きく変わります。
韓国人が感じるニュアンス
「몰라」は韓国人が日常的によく使う表現で、単に知識がないことを伝える場合もあれば、面倒・拗ねる・怒る・照れる・諦めるといった感情を表す場合もあります。
普通に、
「나도 몰라.」
→ 私も知らない。/私も分からない。
質問されて、
「어디 갔어?」
「몰라.」
→「どこ行ったの?」
→「知らない」
ところが、怒ったり拗ねたりして、
「아, 몰라!」
→ あー、もう知らない!/もういい!
と言うと、単純に「知らない」という意味ではありません。
特に恋人同士で少し甘えるように、
「몰라~」
→ 知らない〜/もう〜
と言う場合は、照れ隠しや拗ねた気持ちが含まれることもあります。
ドラマで使われる場面
韓国ドラマでは、秘密について聞かれたときの「몰라(知らない)」だけでなく、恋愛シーンでも非常によく登場します。
「왜 화났어?」
「몰라!」
→「なんで怒ってるの?」
→「知らない!」
この場合、本当に理由を知らないというより、「自分で考えてよ」「もう知らない!」という感情に近いことがあります。
また、
「나도 이제 몰라. 네 마음대로 해.」
→ 私ももう知らない。好きにして。
となれば、相手に呆れて「もう勝手にして」というかなり強いニュアンスになります。
日本人が使う場合の注意
「몰라」はタメ口(반말)なので、友達・恋人・年下など親しい相手に使うのが基本です。
丁寧に言うなら、
몰라요.(読み方:モルラ)
→ 知りません/分かりません。
より丁寧な場面では、
잘 모르겠어요.
→ よく分かりません。
のほうが柔らかく自然です。
特に注意したいのは、韓国語の 모르다 が日本語の「知らない」と「分からない」の両方に使えることです。
そのため、몰라=「知らない」だけと覚えると、韓国ドラマの会話を理解しにくくなります。
さらに、強い口調の 「몰라!」 は日本語の「知らない!」と同じように、相手を突き放す印象になることがあるので、使う相手と声のトーンには注意が必要です。
⑨ 맞아(マジャ)
韓国語
맞아
直訳
「合っている」「正しい」
実際の意味
日常会話では 「そう」「そうだよ」「その通り」「合ってる」「確かに」 という意味で非常によく使われます。
日本語では、相手の話に同意するときの「そうそう!」に近い使い方も多い表現です。
韓国人が感じるニュアンス
「맞아」は単に正解・不正解を判断する言葉ではなく、会話では相手への同意や共感を示す言葉として頻繁に使います。
普通に、
「맞아.」
→ そう。/その通り。
強く同意して、
「맞아, 맞아!」
→ そうそう!/そうなんだよ!
思い出したように、
「아, 맞아!」
→ あ、そうだ!/あ、そうだった!
確認するなら、
「맞아?」
→ そうなの?/合ってる?
となります。
特に 「아, 맞아!」 は、忘れていたことを突然思い出したときにもよく使うため、直訳の「正しい」だけでは理解しにくい表現です。
ドラマで使われる場面
韓国ドラマでは、友達同士の会話や恋人同士の会話で頻繁に登場します。
「걔 어제도 안 왔지?」
「맞아.」
→「あの子、昨日も来なかったよね?」
→「そう。」
また、
「너 아직 그 사람 좋아하지?」
「…맞아.」
→「まだあの人のこと好きなんでしょ?」
→「……そう。」
このような場面では、単なる「正解」ではなく、「うん、その通り」「そうなんだ」と事実を認めるニュアンスになります。
さらに、
「아, 맞아! 나 오늘 약속 있었어!」
→ あ、そうだ!今日約束があった!
のような「思い出した!」という場面もドラマではよく聞きます。
日本人が使う場合の注意
「맞아」はタメ口(반말)なので、友達・恋人・年下など親しい相手との会話に向いています。
目上の人や丁寧な会話では、
맞아요.(読み方:マジャ)
→ そうです。/その通りです。
とするのが自然です。
また、日本人は「맞아=正しい」と覚えがちですが、実際の韓国語会話では、むしろ 「そう」「そうそう」「その通り」「あ、そうだ!」 と覚えたほうが自然です。
なお、맞아 には文脈によって「殴られる・打たれる」という別の意味もあります。たとえば 맞았어(殴られた/当たった) などです。前後の文脈で判断する必要があります。
⑩ 아니야(アニヤ)
韓国語
아니야
直訳
「違う」「~ではない」
実際の意味
基本的には「違うよ」「そうじゃない」という意味ですが、実際の会話では 「違う」「違うよ」「そうじゃない」「いや」「何でもない」「そんなことないよ」 など、文脈によって幅広く使われます。
韓国人が感じるニュアンス
「아니야」は単純に相手の発言を否定するときだけではありません。韓国人の日常会話では、否定・訂正・謙遜・慰め・照れ隠しなど、さまざまな感情を込めて使います。
普通に否定するなら、
「네가 했어?」
「아니야.」
→「あなたがやったの?」
→「違うよ。」
相手の誤解を否定して、
「나 때문에 화났어?」
「아니야.」
→「私のせいで怒ったの?」
→「違うよ。」
褒められて、
「너 진짜 예쁘다.」
「아니야~」
→「本当にきれいだね」
→「そんなことないよ〜」
この場合の「아니야」は事実を強く否定しているというより、照れや謙遜が含まれています。
ドラマで使われる場面
韓国ドラマでは恋愛シーンで特によく登場します。
「너 나 좋아하지?」
「아니야!」
→「私のこと好きでしょ?」
→「違うよ!」
この場合、言葉では否定していても、表情や声によっては「本当は好きだけど認めたくない」という照れ隠しとして描かれることもあります。
また、
「무슨 일 있어?」
「아니야. 아무것도 아니야.」
→「何かあった?」
→「ううん。何でもない。」
という使い方も非常によく聞きます。
喧嘩や誤解の場面では、
「그게 아니야!」
→ そうじゃない!/違うんだ!
という表現も定番です。単なる「違う」より、「誤解なんだ」「そういう意味じゃない」という気持ちが強く表れます。
日本人が使う場合の注意
「아니야」はタメ口(반말)なので、友達・恋人・年下など親しい相手に使うのが基本です。
丁寧に言う場合は、
아니에요.(読み方:アニエヨ)
→ 違います。/そうではありません。
とします。
特に注意したいのが、아니야=「いいえ」だけではないことです。
日本語の「いいえ」に相当する返事なら 아니요 もよく使いますが、
아니요 → いいえ
아니야 → 違うよ/そうじゃないよ
아니에요 → 違います/そうではありません
という感覚で覚えると分かりやすいです。
また、韓国ドラマでは 「아니, 근데…(いや、でもさ……)」 のように、아니 が必ずしも強い否定ではなく、話を切り出したり反論したりするための「いや」「ていうか」に近い使われ方をすることもあります。



コメント